日本語の中には、自分で言う必要はなく、ただ聞き取れればいい言葉もあります。お店に入った瞬間に聞こえてくる「いらっしゃいませ」、電車のアナウンスで流れる「次は」、そして親切な「大丈夫です」。これらは日本中どこに行っても耳にする言葉です。今回は、そんな15の言葉と、それを耳にした時の対応方法をご紹介します。
これらの言葉を知っておくだけで、ただの雑音が意味のあるシグナルに変わります。ほとんどは会釈するだけで十分ですが、中には現地の人らしく自然に返せる便利なフレーズもあります。カウンター、移動中、そして日常会話の3つのシチュエーションに分けてご紹介するので、その場ですぐに役立ちます。
お店やレストランで
店員さんはすべてのお客さんを「いらっしゃいませ」と歌うような声で迎えます。これに返事をする必要はありません。軽い会釈だけで十分です。お店を出るときには、背後から「ありがとうございました」と声をかけられるでしょう。
いらっしゃいませ
i-ras-shai-ma-se
いらっしゃいませ(お店の挨拶、返事は不要)
かしこまりました
ka-shi-ko-ma-ri-ma-shi-ta
かしこまりました(店員による丁寧な承諾の言葉)
少々お待ちください
sho-sho o-ma-chi ku-da-sa-i
少々お待ちください
ありがとうございました
a-ri-ga-to go-za-i-ma-shi-ta
ありがとうございました(退店時にかけられる言葉)
ごちそうさまでした
go-chi-so-sa-ma de-shi-ta
ごちそうさまでした(食事を終えて店を出る客の言葉)
「かしこまりました」は、注文を取る際に店員さんが使う極めて丁寧な承諾の言葉です。また、「少々お待ちください」は、料理や順番がもうすぐ来ることを意味します。どちらも返事は不要で、店員さんの丁寧な対応の表れです。
電車や街中で
駅のアナウンスには独特の語彙があります。「まもなく」は電車がもうすぐ到着することを意味し、「次は」は次の停車駅を案内します。もし誰かが席を譲ってくれたり、「どうぞ」と先を促してくれたりしたら、軽く「どうも」と返しましょう。
まもなく
ma-mo-na-ku
まもなく(電車のアナウンス)
次は
tsu-gi wa
次は...
どうぞ
do-zo
どうぞ / お先にどうぞ
すみません
su-mi-ma-sen
すみません(人混みを通り抜けるとき)
大丈夫です
dai-jou-bu de-su
大丈夫です / 結構です
混雑した電車では、静かに「すみません」と言いながらドアの方へ進むのが一般的で、それを聞いたら少し脇に寄るだけで十分です。「まもなく」と「次は」をセットで聞き取れれば、駅名表示が通り過ぎてしまっても、降りる駅を逃すことはほとんどありません。
周りの人々から
日常生活を円滑にするフレーズがいくつかあります。「よろしくお願いします」は自己紹介を締めくくる言葉で、他言語には訳しにくい「どうぞよろしく」という意味を持ち、相手にもそのまま同じ言葉を返します。「お疲れ様です」は、職場で交わされる万能な挨拶です。
よろしくお願いします
yo-ro-shi-ku o-ne-ga-i-shi-ma-su
よろしくお願いします(自己紹介など)
お疲れ様です
o-tsu-ka-re-sa-ma de-su
お疲れ様です(職場での挨拶)
はい
hai
はい / どうぞ
気をつけて
ki o tsu-ke-te
気をつけて(温かい見送りの言葉)
すごい
su-go-i
すごい / わあ
「大丈夫です」は双方向で使えます。誰かが体調や状況を気遣って聞いてくれることもあれば、お店で袋やレシートを断る際に、丁寧な「結構です」という意味でこちらから使うこともできます。「お疲れ様です」にぴったり合う英語はありません。これは相手の労をねぎらう言葉で、同僚同士が一日中、挨拶代わりに交わし合っています。
また、日常会話では「すごい」や「かわいい」という言葉も常に耳にします。どちらも、何か素敵なものを見つけたときに自分で使ってみるのにぴったりの言葉です。
日本語の学習を続けましょう
これらの言葉を聞き取れるようになることは、自信をつける一番の近道です。突然、日本の街が自分に語りかけてくるように感じられるでしょう。無料の基本の日本語フレーズで返事の仕方を学ぶか、まずは旅行前に役立つ便利フレーズのまとめから始めてみましょう。その後、Pretalkアプリの音声とスピーキング練習で実践してみてください。